最近また『断腸亭日乗』(岩波文庫の磯田光一による摘録版)を讀んでゐる。昭和最初の廿年、巷間の出來事と、断腸亭主人即ち永井荷風個人の行動や思惑の対比を(無責任に)面白がれる。いやわざわざ対比させるまでもなく、偏窟狷介な老人(とは云へ昭和への改元当…
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