西上は游び。 東下は所用。 北上と南下を考へないのは、普段或は定期的に北上も南下もしないからである。東京を起点に北上南下したら、どこになるだらう。暇な夜の肴として考へることにする。 「取つとらンのか」 と父親が云つたのは、御用新幹線の切符の話で…
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