その積りは無かつたけれど、まあいいかと思つて、呑み屋に入つた。勿論、(ある程度は)馴染んだ(筈の)呑み屋で、併し何がまあいいのか。坐り馴れたカウンターの端に席を取つて、壁にふと目をやつたら、"月山味噌胡瓜"とあつた。訊くと山形の月山から取り寄せ…
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